初めての息子とのコンサート〜おかあさんといっしょ〜
- 2025.05.15
- 凸凹のつぶやき
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初めての息子とのコンサート 〜おかあさんといっしょ〜
こんにちは、まーりーです。
今日は、ゴールデンウィーク中に家族で行った「おかあさんといっしょ」のコンサートについて綴ってみようと思います。
きっかけは、母の応募
今回のコンサートは、私の母が申し込んでくれて当選したものでした。
当日は、母・夫・私・息子の4人で行ってきました。
母には本当に感謝しています。
チケットを取ってくれたことはもちろん、コンサート当日も息子にたくさん寄り添ってくれて、
とても心強かったです。
直前になって“おかあさんといっしょ”を見せ始める私たち
正直に言うと、これまで息子に「おかあさんといっしょ」をあまり見せたことがありませんでした。
なので、コンサートが近づいてから慌てて、
数日前から毎日テレビで見せ始めました。
「ああ、もっと前から見せてあげればよかったな」と、少し後悔しています。
コンサートは、私たち夫婦にとっては“見えない”“聴こえない”世界だった
会場に入って、いざ始まると、
私も夫も「何が起きているかよく分からない」状態になりました。
テレビでは字幕があるので、内容がすぐ理解できます。
でも、コンサートには字幕も、手話通訳も、ありません。
ステージではキャラクターたちが楽しそうに歌い、踊っているのはわかる。
でも、その歌の意味も、セリフも、私たちにはほとんど聴き取れませんでした。
聞いたことのないメロディーだけが、流れてくる。
そんな時間でした。
息子は、母と一緒に
幸い、息子は私の母が大好きです。
そして母は聴こえるため、息子に歌を歌ってくれたり、
ちょっと飽きて立ち上がった息子をそっと支えてくれたりしていました。
全部を集中して観られたわけではないけれど、
母と一緒にいられた時間が、息子にとって楽しい思い出になっていたらうれしいなと思います。
“一緒に楽しめる”ために必要なこと
今回の体験を通して、私は強く感じました。
「ただ一緒にいる」だけじゃなくて、
“何の歌なのかが分かる”
“一緒に歌える”ことで、親子で共有できる楽しさがまったく違う。
だからこそ、親が“内容を理解できる環境”って、本当に大事なんだと実感しました。
少し、不安も感じました
息子がもっと大きくなって、
コンサートやイベントに行く機会が増えたとき、
私は息子と一緒に“楽しめる”のだろうか──
そんな不安も、正直あります。
聴こえない親として、
子どもと「同じ体験を共有できるかどうか」はとても大きなテーマです。
でも、また家族で出かけたい
今回のコンサートは、母と一緒だったからこそ、みんなの思い出になれた気がします。
だからこれからも、
また家族でどこかに行けるときには、行ってみたい。
みんなで何かを感じる時間を、少しずつ重ねていきたいです。
手話や字幕のあるイベントをもっと探したい
今回のような経験を通して、
手話通訳があるイベントや、
字幕が付くサービスをもっと積極的に探してみようと思いました。
ほんの少しの工夫で、
“親子で一緒に楽しめる世界”が広がるなら、
できることはやっていきたいです。
最後に
今回は、「おかあさんといっしょ」のコンサートに家族で行った体験を綴りました。
また、息子と一緒に出かけたこと、
そのときの気持ちを、
少しずつブログに書いていきたいと思います。
読んでくださって、ありがとうございました。
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