初めての息子との映画デビュー|しまじろうと特別な時間

初めての息子との映画デビュー|しまじろうと特別な時間
今回の記事を書くのは、
聴覚障害(人工内耳)のまーりーです。
一人息子がいて、現在育児奮闘中です。
仕事も復帰して育児との両立ができるように頑張っています。
凸凹フレンズのメンバーが「凸凹フレンズ」に入って良かった」と思えるように陰から支えていきます。
まーりー

初めての息子との映画デビュー

こんにちは、まーりーです。
先日、息子と一緒に映画館へ行ってきました。
息子にとって、人生初の映画デビューでした!


観に行ったのは「しまじろう」の映画

今回観に行ったのは、子どもたちに人気の「しまじろう」の映画。
たまたま予定がなかったことと、ちょうど日本語字幕付き上映の期間中だったこともあり、思い切って行ってみることにしました。

ただ、日本語字幕付き上映はどの映画館でも頻繁に行われているわけではなく、
期間は3〜4日程度しかない上に、1日1回しか上映されないということも多いのが現状です。

この日も、上映時間は朝の8時45分
息子がちゃんと起きられるか心配でしたが、頑張って早起きしてくれて、
無事に観に行くことができました。


初映画、どうだった?

映画館という初めての場所。
音や光、暗さに驚くかな?と少し心配もしていましたが、
思ったよりも落ち着いていて、ほとんど席に座って観てくれていました。

しまじろうの世界を楽しんでくれたようで、
私も心の中で「よかった…!」と何度も思いながら観ていました。


字幕があることで生まれる、これからの不安

今はまだ、息子は字幕を**「気にしていない」**と思います。
映画や動画に字幕があっても、それが何かを深く考える年齢ではありません。

でも、息子がもう少し大きくなったら――
たとえば、「字幕が気になる」「邪魔だから消して」なんて言われる日が来るのかな…と、
ふと考えてしまいました。


字幕上映のタイミングを待たなければいけない現実

もし今後、息子が「すぐにこの映画観に行きたい!」と言ったとき、
私は字幕付き上映期間まで待たなければならないことになります。

その間に息子が「なんですぐ行けないの?」「どうして観に行けないの?」と怒ったり、泣いたりしてしまうかも…。
そのときには、聴こえる親である母などにお願いしなければいけない場面も出てくるかもしれません。


バリアフリー上映という選択肢も

映画の内容および映画館によっては、
バリアフリー上映という選択肢が用意されていることもあります。
専用のメガネを借りて、そのメガネに字幕を映すという仕組みです。

この方法を使えば、通常上映でも字幕を観ることができます。
とはいえ、それを使用するには事前の手続きや予約、機材の管理など、ちょっとした準備が必要です。

もっと気軽に観られたらいいのに…と、どうしても思ってしまいます。


聴こえないと、映画が“気軽”じゃなくなる

今回、息子と一緒に映画を観に行けたことは、本当に嬉しかったです。
でも同時に、「聴こえないと、映画が気軽に観られない」という現実を改めて感じました。

そして、息子の成長とともに、また新しい課題も出てくるかもしれないとも思いました。


それでも、一緒に観られる時間を大切に

初めての映画、しまじろうの世界を一緒に楽しめたこと。
それは、私にとっても息子にとっても特別な思い出になりました。

これからも、聴こえにくさと向き合いながら、できる工夫をしながら、
息子と一緒にたくさんの体験をしていけたらと思っています。

また、息子との映画のことや、家庭内の日常生活の工夫などについても、
今後ブログで少しずつ綴っていきたいと思っています。

読んでくださってありがとうございました。