健常者として生きてきた私が発達障害と診断されて手に入れた生きやすさ

健常者として生きてきた私が発達障害と診断されて手に入れた生きやすさ

今回の記事を書くのは、

令和6年1月に発達障害の自閉スペクトラム症、注意欠如多動性障害と診断をうけたトイプードルです。

休日は嫁とよくカフェでゆっくりしています。

 

職場での生きづらさから精神科へ

 

私は35歳まで健常者として生きてきましたが、あるとき私はクリニックに行くことになりました。
  • 毎日のように上司から叱責を受けてしまう。
  • 書類は何度確認しても書類のミスがなくならない。
  • 職場でのコミュニケーションが上手くいかない。
  • 自分の考えを上手く人に伝えられない。
  • 優先順位がつけられない。
  • 空気がとにかく読めない。
  • 臨機応変な対応、急な予定変更に対応出来ない。
  • 想像する力が乏しい。
すべてが上手く行かない状態の中で、朝から吐いたり、動悸と中途覚醒がよくおきてました。
今までは普通に生活が出来ていたし、何も問題なく生きてきました。
まさか発達障害の特性があるとは思いませんでした。
ある日我慢の限界を感じた私は、クリニックでWAIS検査を受けることになりました。
知能検査の結果は年齢相応でしたが、発達障害の診断が下されました。
生活する中で、普通の人がわかる事が何故わからないのかが分かりませんでした。
発達障害があるからといって、特段何も今までと変わらない日々が続きました。
辛く苦しい時間が続きましたが、嫁さんに話を聞いてもらったり職場で上司に相談にのってもらったりしながら、
なんとか職場には通い続けました。

私と同じように辛い人がいるのではないか

 

発達障害は、実は10人に1人くらいの割合でいてると言わていて、診断がなくてもグレーゾーンと呼ばれる人も世の中にいます。
  • 職場には発達障害の特性を理解してくれる人がいない。
  • 電話対応が上手く出来ず怒られる。
  • 窓口対応がスムーズに出来ず怒られる。
  • 臨機応変な対応が出来ず怒られる。
  • 人間関係が上手く行かない。
このように、私と同じ気持ちで苦手な事ばかりで苦しい思いをしている人がきっとたくさんいるのではないかと感じています。
私の場合は一般雇用で仕事をしてますが、定型発達と同じ働き方をするのはなかなか難しいと思います。
環境調整があり、何らかのサポートがあれば続けていけるかもしれません。
しかし、自分で考えて曖昧な表現を読み取り、1聞いたら5、6くらい理解するように求められてしまいます。
調整業務、会議、打ち合わせや司会などが頻繁にある職場は、かなり辛いと思います。

自分の得意なことや苦手なことを洗い出してみる

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まず自分分析をする事をオススメします。
私は自己分析をして職場の上司と相談をしていることから、以前よりも働きやすくなりつつあります。
興味のある事を仕事にすれば、普通の人より成果が上がりやすいなどといったように発達障害強みを生かすことができるかもしれません。
自閉症スペクトラムの方の場合は、人間関係が少ない仕事をオススメします。
人と関わるのが好きだとしても発達障害を抱える以上、トラブルに発展してしまうことも少なくありません。
人間関係に悩むと会社に行くことが辛くなってしまうので、なるべく特性にマッチした職場を選択したほうが長期的にみて生きやすいと個人的に感じます。
職場環境が変われば、働きやすさも変わります。
強みを活かせる業務に就くためには、自己分析をして職場でアピールしていくことが重要なのではないでしょうか。
また、何でも話せる相談相手を見つけるのも大切です。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
皆様が生きやすくなるために少しでもお役に立てれば幸いです。