発達障害者の職場でのコミュニケーションの悩み

発達障害者の職場でのコミュニケーションの悩み
今回記事を書くのは、
広汎性発達障害のうみです。
私は現在、睡眠時間の調整を行いながら、アルバイトをしてゆっくり社会復帰をしようとしています。
また、様々なイベントに参加もしています。
凸凹フレンズに出会ったのも、とあるイベントに参加した時に仲良くなったけろ松に紹介してもらったのがきっかけです。
サークル内では発達ならではの悩みを様々な角度から共有できるので、最後はみんなで笑顔になれます。
私は凸凹フレンズのメンバーの一員としてブログを書いてみることに挑戦していこうと思います。
うみ

会話をしすぎるという不安

今回紹介するのは、会社の人間関係で悩むADHDのK君に基づいたお話です。
ADHDの特性として「空気を読めずに話に夢中になり話しすぎる」という特徴があります。
そして、K君にも、自分の頭の中で思いついたことをそのまま話続けてしまうという特性があります。
K君の周りの人の興味を超える範囲のことでもかまわずに話し続けてしまうので、周りの人は疲れてしまうのです。
今回は、そんなK君悩み事である適度な距離感が掴めないことや、話が長すぎてしまうことに対する葛藤についてお話していこうと思います。

雑談による叱責

上司からの叱責があった。
「昼休みの時に長い時間話をしていないか。女性社員たちがゆっくりくつろぎたいだろうから、ほどほどに。」
そう言われ、K君は女性社員達との共通の趣味である話をしていただけだった。
政治や宗教の話をしているわけでもなく、また、相手を傷つけるような話をしているわけでもない。それにも関わらず、周囲には雑談をしている方がいっぱいいる中で、どうして自分だけが叱責されるのか理解できなかったK君。
落ち込み、会社を今後辞めることになるかも…とネガティブな発想になりながら、サークルメンバーに質問してみたのだった。

K君の主張

  • いつも自分から話しかけにいくが、女性社員達からは話しかけられない。
  • 話は聞いてくれるが、K君から一方的に話している状態である。
  • 女性社員達は嫌がって話を聞いている感じではなく、話を盛り上げてくれることがある。
  • おおよそ話は5〜10分程度で話を済ませている。
  • 話をすると、K君の行動はアクティブだと褒められることがある。

様々な人の視点から視える考え方

  • 話を延々とするのではなく、短くしてはどうか。
  • 女性社員達は話を聞くのを嫌がってる可能性があると思う。だから、上司が注意する流れになったのではないか。
しかし、上記のアドバイスをしてもK君には伝わりませんでした。
K君の考えでは、女性社員達が話を嫌がって聞いている感じではないし、話を盛り上げてくれる。だから、上司がK君の障害に理解を示してないので「長話をするな」と叱責され、上司の前で話さなければ良いと思っていました。
打ちひしがれているK君のため、サークルメンバーのMさんとK君は電話で話し合いました。
そして、女性社員達が嫌か、そうではないかは分からないので置いておき、対人関係にヒビを入れないためにもコミュニケーションをあまりしないようアドバイスをしました。
理由は、適度に話をするということがK君にはできないからです。
K君はこの職場は楽しいと思っていると話していました。
だからこそ、会話をすることで辛くなるならコミュニケーションは辞めた方がよいとの結論になりました。

冷静になり、周囲の助言を聞くことが大切

 
自分自身では誰でも視野が狭く、時に周りを見ることもできていないことはあります。だから、周りの助言を聞くことにより、人生をより充実した生活を送ることができるのです。
発達障害は、適度な行動を取ることが難しい方が多いです。また、自分の意見が何故周りと違うのかも理解しにくく、自分の意見が正しいと思い込む方もいます。
周囲とは見えない形で違う。多くの場面で苦しく辛い思いをしながらも、どのように違いがあるのか細かいところまでは分かり難く、自分自身は周囲に対して説明が難しい。
「自身の障害を理解し、周囲に助けてもらう。」
凸凹フレンズのサークルは、自身の辛い経験から様々なアドバイスが聞くことができるサークルです。