災害に備えて~聴覚障害を持つママになるための道のり~
今回の記事を書くのは、
聴覚障害(人工内耳)のまーりーです。
凸凹フレンズの手話コーディネーターであり、
みったんが歌っている手話歌は私が作成しています。
もうすぐお母さんになるので、子育てについても発信していきたいです。
今回は、災害に備えて私が考えていること、やっていることをお話したいと思います。
地域の保健師に相談
もともと、出産・育児に関することで、保健師さんと時々メールのやりとりをしていました。
ふと、妊娠中や、育児をしているときに災害が起きたら・・と思い、
聴覚に障害がある場合どのように
対応していけばよいか、と他に相談したいこともあったので、一緒に聞いてみることにしました。
地域のメール配信サービス
私の住んでいる地域では、LINE・メールの配信サービスがあり、
防災情報も含めた各情報を発信しているため、登録しておくと良いと教えていただきました。
実際に登録をすると、時々気象情報や子育て関係、コロナ関係の内容など
様々な内容が配信されていました。
聞こえる聞こえないに関わらず、アナウンスだけだと
聞き漏れがあったり、アナウンス放送当時、外出している人もいたりすると思うので
普段からメールやLINEをよく使う人にとってはすぐに情報を得られるので、
情報配信はとても有り難いと改めて思いました。
携帯メーカー各社の緊急速報メール
携帯メーカー各社で、避難情報や緊急速報メールのサービスを提供しているため、
普段使っている携帯電話会社を確認してみると良い、というアドバイスがありました。
私はNTTDOCOMOのスマートフォンを使っているため、DOCOMOのHPを確認してみました。
申込み不要で、緊急の場合にメッセージをスマートフォン全画面に
ポップアップ表示してくれることを
再確認できたので、この機会に調べてみて良かったと思いました。
また、以前からYahoo防災アプリも入れており、
そのアプリからも緊急地震速報を時々流してくれる時もあるので
役に立つようなアプリや機能は調べて入れておいた方が良いと改めて感じました。
筆談ボードなどの持参
災害時に避難するときのことを想定し、初対面の人々とコミュニケーションをとり、
情報収集できるよう必要なツールを備えておくと良いとアドバイスをいただきました。
その一つが筆談ボードでした。
確かに、もしかしたら避難中にいずれ人工内耳の電池が切れて
聞こえなくなってしまう可能性もあります。
同時に、スマートフォンの電池もなくなり、充電もできない可能性も想定すると、
筆談ボードも手元にあった方が良いと痛感しました。
たまたま倉庫に、ミニ筆談ボードがあったので取り出しました。
アイキャッチ画像の写真がまさしく筆談ボードです。
今は仕事や外出するときは必ず母子手帳と人工内耳の電池を持ち歩くようにしていましたが、
筆談ボードも一緒に入れておきたいと思いました。
聴覚障害があることを伝えるカード
インターネットで調べてみると、聴覚に障害があることを伝えるカードがあり、
販売されていました。
目が見えない人や車椅子の人・・・などはすぐに分かりますが、
耳が聞こえなくても見た目は健常者と同じなので、障害があると判断が外見からはしづらいです。
そのため、災害避難所に行けたとしても、
食料配布などのアナウンスが流れても情報を得ることができず、
他の人よりサポートを受けにくくなってしまう可能性も十分にあると思いました。
今はまだ手元にカードはないので、今後そのカードの購入検討をしたり、
避難所に到着した時予めスタッフの人に伝えてみたり・・と
自分の命のために考えていきたいと思いました。
照明器具
避難所でも、停電のために常に暗い場合も考えられます。
筆談ボードでやりとりをするときや、
話を聞く時に相手の口元を見ないと聞きづらい時も多いので、
照明器具もあると良いというアドバイスも保健師さんからいただいたときは
確かにあった方が良いと思いました。
今は小さい照明器具なら100円ショップでも売っていると思うので、
今度買いに行きたいと思います。
他に自分ができること
保健師さんからいただいた情報のほか、自分で他に何ができるか、改めて考えてみました。
災害用伝言板の練習
災害用伝言ダイヤルがあるように、災害用伝言板があると調べてみると分かりました。
伝言板の練習も災害に備えてしておきたいと思いました。
基本的に毎月、1日と15日に練習ができるようなので、今度主人と練習をしてみたいです。
人工内耳の電池予備の持参
人工内耳の電池予備を改めて常に持参しておきたいと思いました。
最近は妊娠もしており、仕事に行く以外はコロナもあって外出を控えていたので、
あまり電池を持参していませんでした。
しかし、いつ何が起きるか分からないので、
常に人工内耳の電池を充電しておき、持参が必要だと思いました。
避難用バックの準備
避難用リュックサックは結婚前に実家にいた時、親が準備をしてくれていたので、
準備をしていた様子を真似て結婚してしばらくした後に、
主人と避難用リュックサックを準備しました。
ただ、非常用食品やお水は賞味期限があるので、
他の避難グッズも含めて、足りない物を補充したりして、
毎年1回は点検、入れ替えを主人と話し合ってやっていきたいです。
おわりに
災害はいつやってくるのか分からないのでとても怖いですが、
何もしないより少しでも出来ることを考えて、自分の命を守るようにしたいと改めて思いました。
また、妊娠している私は特に赤ちゃんの命も抱えているので、
尚更自分の命を守ることは赤ちゃんの命も守ることになります。
また、今後赤ちゃん用の避難グッズも揃えていきたいと考えています。
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