雪の日のテレワークとオンライン診療の未来
雪、ゆき、⛄
今年に入って1週目、雪景色が関東でも見られました。
雪の日は皆さん、どのように過ごされたでしょうか?
障害のある方々、特に、身体障害がある場合、車いすの場合、移動自体が困難な状況になります。聴覚障害があれば、異常時情報を取得するのが難しいかもしれません。
私はこの日、たまたまテレワークでしたので、
外出せずに済みました。
しかし、テレワーク環境のない職場や会社や上長の承認がないと自由に取れない部署で働いている場合、融通が利かないことも…
PCがあれば働けるのに、
年休をわざわざ取るのはナンセンス。
一人でもハンディキャップを抱えている方々が働きやすくなるように、状況に応じて柔軟に働ける職場環境のある会社は
本当にイキイキと働ける職場だと、私は思います。
今回は、「働き方の多様化」も踏まえて、
雪の日についてと理想の社会の在り方について、語ります。
2022年の初雪
積雪が関東でも5cm超え
今年の1月6日。関東でも初雪が観測されました。
当初は、降っても積もる程度ではないだろうと報道されていました。
しかし、実際には記録的な積雪に見舞われました。
大雪警報級だったそう。
路面が滑りやすく危険
雪が降った後、路面凍結には十分に注意が必要です。
ただでさえ、雪の上を歩くとバランスを崩しやすくなります。
車いすでは、小さな凸凹や段差、砂利があるだけでも
タイヤが埋もれて、ハマって動けなくなります。
雪が解けた後のアイスバーン、デコボコ凍結、シャーベット状態では、簡単に滑りやすく、怪我や事故を起こしやすいです。
各地交通機関も大雪の影響で、ストップもしくは遅れをとらざるを得ない状況になることが十分に考えられます。
道路も交通網も大幅に乱れる可能性があります。
雪の日だけでなく、大雨や台風、地震などの異常時も同様です。
外部環境に左右されることのないよう、常に天候をチェックし、それでも突発的に起こった出来事には、速やかに正しい行動や処置ができるようにしておきましょう。
災害時の行動・非常用備品や避難経路や避難場所など万が一の事態に備えて、万全を期すことが大切です。
綺麗な結晶
雪が降ったら、ぜひ観察していただきたい、雪の結晶。
肉眼ではもちろん、スマホでも確認できました。
ネットで調べると、雪の結晶は色んな形があるよう。
Twitterで #関東雪結晶と検索すると、色々ヒットします。
窓を開けて外の雪景色をちょっと覗いてみるのも気分転換に良いのかも…⛄
東京駅があたり一面真っ白になるのも、珍しいですよね!
雪が被ったライトアップバージョンの東京駅も綺麗✨
寒波再到来
南岸低気圧…本州の南の沖合を進む低気圧。
東京など太平洋側で雪が降ることも
いざ雨から雪になった際には、交通への影響、
降雪・積雪など、警戒が必要です。
最新のお天気情報は、以下のリンクから参照ください。
テレワークの更なる促進に向けて
オンラインの積極活用を
昨年の冬頃、感染者数が1桁まで落ち着いたものの
「まん延防止等重点措置」がまたも1月に発動されました。
オミクロン株が流行りだした時期が年末年始で、その間、久々に実家に戻ったりした方が多く、人の移動と感染しやすい時期が、ちょうどバッティングしてしまった関係で、昨年を大幅に超える勢いで感染が急拡大…
職場では、コロナが流行した一昨年の3月から本格的にオンラインツールを使うようになりましたが、当時はまだまだ手探りの状況で使いこなせている部署が早々多くはありませんでした。TeamsやZoomなど、今になっては、日常業務にかかせない、重要なコミュニケーション・ツールになっています。
これらのツールが普及したことで、今まで対面で行っていたもの(会議や研修、講演会、授業、ちょっとした会話や雑談など)がオンラインに切り替わることが多くなりました。なんといっても、これは「コロナの恩恵」としか言いようがありません。
大学生の時から、いやもっと前から学校教育も全てとは言いませんが、オンライン化して欲しかったと、切実に思います。
また、今まで紙で保管していたような資料が電子化され、情報共有も円滑に行えるようになりました。印刷するということが減り、コストダウンにも繋がりました。ハンコ文化も、いかに無駄が多かったのかと改めて思います。
どうしても出社しなければできないことなのか?その方法でやる理由はあるのか?と当たり前の前提を疑い、別の方法を検討して行った方が実は効率的だったりするのでは?と「なぜ」を繰り返し、根本問題を突き止め、そのうえでベストな解決策を思考し、工夫して実践する。
医療に置き換えると、
検査(現状分析)⇒病気(課題)の原因分析⇒
治せるか判断⇒治療法(解決に向けた施策)を複数検討⇒
最適解を見つけて実行するという流れの繰り返しです
このサイクルを上手く回すことで、画期的なアイデアを膨らませることができるのではないでしょうか。
自宅では、その場で画面共有しながら、遠隔操作をしながら、字幕を出しながら通話ができるなど、今まで当たり前ではなかったことが、当たり前のようにできる時代になりました。
IT技術の進歩が目に見える形で現れ、
世界は劇的に変わったのだと実感しました。
意識改革を
これらの変化に柔軟に対応していくためには、
制度で決められたルールだから、できないと判断するのではなく、社会状況に応じて、「大切な人」を守るという観点で行動できるのがベストです。
テレワーク推奨を促したり、オンライン対応を図ったり、
まだやったことのないようなことにも積極的にチャレンジ
できる組織や風土が重宝されるのだと私は感じています。
回数制限や部署の出勤率に応じて日付を指定されたり、
宣言が出るまでの一定期間のみ条件付きで許可されるなど
自分で自由に仕事の分量に応じて、選択できなかったり、
何かしらの縛りがあって、申請がしづらい状況では、
テレワークをしたくても、在宅勤務をすることも、
テレワークを浸透させることもできません。
よく在宅勤務をやっている人に、仕事をさぼっているのか?
どこか行っていたのか? テレワークは楽しいか?
何をやっていたのか? どんな洋服を着ているのか?など
面白がって聞いては、自身は成果を報告しないとテレワークは増やせないと心配される管理監督者もいますが、ご自身は言える立場に、権利があるでしょうか?それは誰にでも同じことがいえると思います。
よく超勤をされている方がいらっしゃいますが、そのような方に何をやっていたのか聞くことはいちいちありません。過度に干渉や監視をしすぎるのもどうかと思うのです。テレワークで自分自身は何をやっていたのか言わずに、他人に聞くのは、どうなのかと疑問に感じます。。
職場で席に座っていれば、勤務していると果たしてみなせるでしょうか。だらだらと、他人とくだらない話をしに、ただ来ていたとしたらどうでしょう?
在宅で色々調べてナレッジを共有して教えてあげるよりも偉いとは思えません。実は、後々アイデア出しに役に立つことであったりすることもあると思います。
家で黙々と新しい知識を蓄えて職場でも発揮できるスキルを身につけられ、相手に邪魔されずに集中できる時間が取れるのも、テレワークの魅力だと思います。
また、「心理的安全性」が保たれ、存分に力も発揮できる点でも、ある意味テレワークを導入すると得られる大きな効果だと思います。
特に障害のある方は、体力的にも普通の人よりも厳しいことが多く、私自身もデスクワークの仕事をする職場なため、PC画面を長時間眺めていることが多いです。
骨の病気もあるため、
ずっと同じ姿勢でいるのも正直疲れてしまいます。
そのため、
眼精疲労がすごく、目だけでなく、肩こり、頭痛など、
体全体が疲労してしまいます。
テレワークであれば、体調が悪いときには
すぐにベッドに横になって休憩が取れますが、
職場だと、少し休みたいときがあっても、気軽に休めません。
タバコや化粧、お手洗いをするために席を離れる人と同じように、少しでも休憩ができれば、体力が少しでも回復すると思うのですが、小休憩や息抜きができない職場では、なかなか疲れが取れません。
その観点でも、障害のある方はテレワークを自由にとれるようにしてほしいです。そのような配慮ができる職場は、誰にとっても働きやすく、疲労も軽減され、色んな人がイキイキと活躍でき、結果的に全社員がWin-Winな関係になれます。
これからは、複数の選択肢を許容する働き方が、
マルチスタンダードになっていくのではないでしょうか。
いずれにせよ、Webやデジタル活用の仕方について、検討を重ね、PDCAを回して最適解を模索していくことが重要であると思います。
事項からは、特に今目覚ましいほどの進歩を遂げている
「医療分野」について気になることをまとめます
医療のDX
オンライン診療
新型コロナウイルスの影響もあり、
「電話再診」が色んな病院で実施されるようになりました。
外出する手間が省けたり、待ち時間がなかったり、診察のためだけに休みを取る必要もなくなり、非常に便利な制度で助かっています。
専門的な病気の検査以外でお薬をもらいに処方箋を頂く日以外は、感染リスクを抑えるため、なるべく人との接点や外出を避けるよう、「オンライン診療」を積極的に活用するようになりました。
オンライン診療は、パソコンやスマートフォン等の通信機器の画面を通して医師が患者さんを診察するシステムです。オンライン診療を開始した当初は、遠隔診療としてへき地や医師の少ない地域のみに利用が許可されていました。
その後、オンラインでの診療の利便性から2015年に厚生労働省がオンライン診療の全国的な解禁を通達しています。そして2018年にはオンライン診療に関するルールが明確化され、オンライン診療が全国的に普及し始めました。
医療現場のリアルを知る
1月上旬頃、病院の「電話再診」の日。
発熱外来がいっぱい(恐らくオミクロン株)で、
お医者さんはもの凄く忙しそうでした。
9時に電話をして、折り返しの電話が来たのが13時過ぎ。
しかも、すぐに電話は切れ、雰囲気からして、
感染者がたくさん出ていて、ヤバい感じ…
この後、テレビやWEBニュース等で連日のように報道されるようになりましたが、感染者が爆発的に増え、今では東京都だけでも1万人を軽く超えるような勢いで、歯止めが利きません。
自宅療養者や濃厚接触者が後を絶たず、このままでは、本当に医療がひっ迫し、医療崩壊してしまいます。。
今一度、自分自身や大切な人を守るため、コロナに関する知識を厚生労働省の公式ホームページで確認しておきましょう。
新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け) – 厚生労働省
コロナ感染防止対策で話題のオンライン診療システム
オンライン診療から服薬指導、処方薬の宅配まで
すべて完結するアプリもできました。
病院・薬局・患者様をつなぐ オンラインメディカルプラットフォーム
ジェイフロンティア株式会社が提供する「SOKUYAKU」は、スマートフォンを活用し、ご自宅やオフィスに居ながらオンライン診療、服薬指導の受診、最短当日中のお薬の受け取りを可能にするオンライン診療・服薬指導・処方薬宅配サービスです。患者向けには、かかりつけ医・薬局の登録、おくすり手帳の機能や待ち時間なしで処方薬が受け取れる来店予約機能を備えるほか、病院・クリニック・薬局向けに、予約管理機能や問診票管理機能など、オンライン診療やオンライン服薬指導に必要な機能を提供しており、追加の設備投資なしで簡単に導入していただけます。
私が通っている病院は、SOKUYAKUは未対応ですが、
curonは対応しています。
【一般・患者向け】オンライン診療サービスcuron《クロン》
全国どこでも、医薬分野でのDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速しています。他にもオンライン診療ができるアプリやサービスが色々あるようですが、病院によっても導入しているところとそうでないところがあります。また、導入しているアプリも病院の提携先によって異なります。
さらに、オンライン対応できる診療科も限られてきます。
私が通っている病院は、現在も電話診療という病院独自の診療方法も引き続き継続して実施されているため、curonは使いませんでした。
因みに、電話再診の対象となる方には、
病院独自の条件があります。
例)当院に定期的に通院中で、且つ担当医師が電話での診療に支障がないと判断した場合に限る。
詳細は、必ず病院のホームページ等で確認しましょう。
P.S.オンライン診療システム利用料や配送料などの費用が追加でかかってしまうのが難点です。いつか、お金がかからずに、処方箋や薬も自宅に届くようになれば、、と願っています。
アップルウォッチ外来
最近、腕時計でも多機能なものが多く出回り始めました。
スマホとBluetoothで連携することで、メールやLINEの通知、音楽再生、歩数測定、電子決済、通話だけでなく、ヘルスケア分野もどんどん機能が加わっています。
ネットで専門医に相談できる「アップルウォッチ外来」という新しいサービスも広がり始めました。
私はApple Watchを持っていないので、持ったら試してみたいと思いました!
未来のオンラインドクター普及へ第1歩!?
まとめ
雪の日の状況やテレワークの利点、現在のコロナの状況、
職場や医療分野でのオンライン活用についてなど、
身近でその出来事が起きると、当事者意識を持ちやすくなりますよね!
まだまだ、寒い日が続きます。
万全な寒さ対策を心掛けて、
おうちでゆっくりとお過ごしください。
この記事が、一人でも多くの人が働きやすくなる
ヒントになれば幸いです。
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