寄り添う一歩|Allyとして心がけていること

寄り添う一歩|Allyとして心がけていること
今回の記事を書くのは、
発達障害(ASD・ADHD・双極性障害)のみったんです。
凸凹フレンズの代表をしています。
趣味は歌、ギター、知識を増やすこと、たくさん笑うことです。

みったん

Allyとして心がけたいこと。ステッカーに込めた想い

こんにちは、みったんです。
今日は、私が日々の仕事の中で感じていること、そしてLGBTQ+の方々を支える“Ally(アライ)”として心がけていることについて書いてみたいと思います。

会社でLGBTQ+の担当をしています

私は今、会社の人事部にあるDEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)室で働いています。
その中でも、LGBTQ+に関する取り組みを担当させてもらっています。
まだまだ学びながらの日々ですが、
「どうしたらみんなが安心して働ける環境になるんだろう?」と考える中で、
最近はAlly(アライ)としてのあり方にも意識を向けるようになりました。

Ally(アライ)ってなに?

Allyとは、LGBTQ+の当事者ではないけれど、理解し、寄り添おうとする人のこと。
「あなたの存在を尊重しています」「一緒に考えていきたい」と行動で示す立場です。
小さな気づきや声かけ、学ぶ姿勢が、そのまま誰かの安心につながることもあると思います。

ステッカーに込めた気持ち

最近、Allyであることを可視化するためのステッカーをデザインしました。
「私は味方ですよ」「ここにいていいんですよ」
そんなメッセージを、やさしく伝えられたらいいなと思って作ったものです。
これをパソコンに貼ったり、することで、
「話しかけてくれても大丈夫」「わかろうとしているよ」という気持ちが、少しでも伝わったら嬉しいなと思っています。

Allyとして、私が日々心がけていること

ここでは、私が大切にしている4つのことをご紹介します。

1. 知らないことを恥ずかしがらずに学ぶ

最初は「どこから学べばいいんだろう…」と戸惑いました。
でも、知ろうとする気持ちが一番大事なんだと気づいてからは、
本や研修、当事者の声から少しずつ学ぶようにしています。

2. 言葉づかいをていねいに

何気ない一言が、相手を傷つけてしまうこともあるかもしれません。
たとえば「彼氏(彼女)いるの?」ではなく、**「パートナーはいる?」**と聞くようにするだけで、
ぐっと話しやすくなることもあると思っています。

3. 無理にカミングアウトを求めない

「言ってくれたら配慮するのに」と思うこともあるけれど、
カミングアウトには大きな勇気が必要です。
“言わなくても安心して過ごせる場所”をつくること。
これがAllyの大切な役割だと感じています。

4. モヤっとしたら、ちゃんと立ち止まる

職場での会話や態度に、もし「ちょっと違和感」を覚えたら、
そのままにせず、誰かと共有したり、声をかけたりすることも意識しています。
完璧に正しいことを言えなくても、
「おかしいかも」と感じた気持ちを大事にするようにしています。

さいごに

Allyとしてできることは、もしかしたら小さなことかもしれません。
でも、そのひとつひとつが積み重なって、やさしい空気が生まれていくのだと思います。
私もまだまだ学びの途中ですが、
このブログを読んでくれた方が「ちょっと意識してみようかな」と思ってくれたら嬉しいです。
これからも、あたたかな居場所を一緒につくっていけたら。
そんな気持ちで、これからも発信していきたいと思います。