LDの私の人生攻略法~支援級の存在と保健室登校を駆使して~

LDの私の人生攻略法~支援級の存在と保健室登校を駆使して~

今回の記事を書くのは、

発達障害(ADHD・ASD・LD・吃音)のくるりんです。

デザインを学んでいる現役大学生で絶賛就活中です。

障害の有無を気にしなくていい、そんなインクルーシブな社会を目指して日々研鑽しています!

お久しぶりです! くるりんです(^o^)

挨拶

今回も前回の記事に引き続いて、私の今までの人生をみなさんに赤裸々に公開していこうかな、と思います。

前回は中学入学までを大雑把に振り返りました。今回はその続き、中学生活と高校生活です。

中学でも馴染めない。当たり前だ!!!

簡単に前回までを振り返ると…

お受験をして国立小学校に入ったものの、忘れ物や集団行動ができないなどの発達特性がとても多く馴染めませんでした。そこで少しでも緩く生活できそうな地元の公立中学に入学をしました。

 

そんな私ですが、入学からたったの2週間でクラスから浮いてしまっていました。なぜか。

それは「天才な変人」だと思われていたからです。クラスメイトからすると、小学校からの仲間との日常に突然頭の良い小学校からの人間が現れたということで、当然警戒します。そしてその人間は授業中にブツブツ独り言を呟いたり、休み時間はカーテンにくるまって本を読んだりしています。

今考えると自分でもめちゃくちゃヤバい人だなと思います。それは距離を置かれるわ、と納得です。第三者の視点から考えると不思議な行動ですが、本人はなぜそのような行動をとっていたのでしょうか。

 

張り切ってたけど新しい環境の中で失敗

中学に入学したてのくるりんは新しい環境に入って人生をリスタートしようと張り切っていました。

「周りと違って知り合いが0人、早く友達を作らなきゃ。勉強も追いつかなくちゃ。」

実は…

本が大好きで1日に3冊以上読んでいたくるりんですが、なんと絶望的に漢字の書きができませんでした。へんとつくりが左右入れ替わってしまったり、横線が何本なのかなど、読めるのに書く事ができない、と文字の認知が苦手でした。また繰り上がりのある計算を筆算でも間違えてしまうことが多く、算数は解き方はわかるのに凡ミスで点を失うことが多く、自信をなくしていました。

新しい環境になったことでいいこともありましたが、張り切りすぎて周りの状況を見るのが難しくなっていたので、クラスメイトから浮いていることにも気づけませんでした。

大失敗じゃん😱

そんなマイナスからのスタートでしたが、徐々に周りの状況や行動を観察して真似することで1年生の終わりには友達が3人もできました。そのうちの1人とは今でも連絡を取り合って遊ぶ仲です。

 

支援級の存在と保健室登校

中学時代を振り返るともう一つくるりんの人生を変えるきっかけになることがあります。

それは特別支援学級の存在と、教室に入れなくて保健室で過ごしていたクラスメイトの存在です。小学校ではみんなめちゃくちゃ元気なのが当たり前で、弱さを見せてはいけないものだと思っていました。

ですが中学には知的に障害のある生徒も、不登校の生徒もいました。そこで私は人に弱さを少しだけ曝け出してみることにしました。学年主任のY先生です。

当時の私は抑うつ状態でずっと暗い気持ちで隠れて軽い自傷行為を繰り返していました。ある日そのことを軽くY先生に打ち明けてみました。怒られると思いましたが、怒られてもいいから誰かに私の心の状態に気づいてほしい思ったからです。そこで返ってきた言葉は今でも忘れません。

 

「そんなに困って苦しんでいることに気づいてあげられなくてごめんね。」

 

怒られるのを覚悟していた私は思いがけない言葉に思わず涙が溢れてきてしまいました。それからというもの、Y先生に心を開いて、人に頼ることの強さを学んでいきました。

波瀾万丈すぎる人生!?

今回も中学生活を振り返っただけですが今日はここまでにしたいと思います。

ここまで読んでくださった方ならもうお気づきかもしれませんが私には発達障害があります。ADHD(注意欠陥多動性障害)とASD(自閉症)それとLD(学習障害)です。あとは喋る時に言葉がスムーズに出てこない吃音という症状もあります。

今回の記事には、これらの障害の特性の自分の世界に入ると周りが見えなくなるというものと知能に問題はないのに特定の勉強が苦手という症状が出てきました。

学習障害(LD)

後者の症状は、LD(学習障害)によるもので私は書字と計算に障害があります。海外の俳優さんにもこの障害を公表している方が多くいます。

書字に障害がある私でもこんなに文章が書けるのはPCのおかげです。IOT技術のおかげで救われている人が私以外にも大勢います。小学校でもタブレットを活用するようになった世の中ですから、これから沢山の才能が伸び始めるかも知れませんね。

 

 

まだまだくるりんのその後が気になるよ〜という方は次の記事を待っていてくださると嬉しいです!

コメントで詳しく知りたいところなどや応援のメッセージをいただけると励みになります。

発達障害に早く気づいた人は、是非LIRALICOワンダーなどお子様向けの教室などにいくと、くるりんのような波乱万丈人生にならないと思います。


ではまた〜👋