出産しました~入院生活~(聴覚障害のママになりました)

出産しました~入院生活~(聴覚障害のママになりました)

今回の記事を書くのは、

聴覚障害(人工内耳)のまーりーです。

凸凹フレンズ手話コーディネーターであり、

みったんが歌っている手話歌は私が作成しています。

まーりー

 

8月末に無事に第一男児を出産しました。

予定日より少し早く、39週での出産でした。

初産の場合は予定日を超える人が多いと聞いていたので、予定日より少し前だったのですが、

母子ともに無事に出産することができました。

今回の記事では、出産前後や入院生活などの状況をお話したいと思います。

前駆陣痛と本陣痛

正産期に入ってからお腹が痛くなることが増えました。 ですが、全然我慢できる痛みでした。

本陣痛の予行練習のようなものだと思い、本陣痛がいつ来るのかとドキドキしながら、

一日を過ごしていました。

本陣痛が来たのは真夜中の12時くらいでした。

予めインストールをしていた、陣痛感覚を測ってくれるアプリで調べたら、

約8分〜約12分の間隔になっていました。

病院からは、約10分の間隔になったら連絡してください、と言われていたので、

前駆陣痛かもしれないからまだ様子を見るかどうか・・と悩んでいましたが、

違っていたら違っていたらで良いと考え直し、病院に連絡しました。

病院には義母が連絡してくれました。

本来は自分から連絡しなければいけなかったかもしれませんが、

もともと家族以外の人とだと聞き取れないことがほとんどで

尚更陣痛のときは更に余裕がないと思ったので、

義母には感謝しかありません。

また、陣痛タクシーの連絡先も予め伝えたことで、すぐにタクシーの手配もできました。

陣痛タクシーを手配できるよう登録しておいて、本当に良かったと思いました。

耳が聞こえにくいので、病院から理解を得たうえで義母が連絡をしてくれたので、

病院や家族など色々な人に相談をしておいたほうが後々自分のためになると思います。

いざ出産へ

病院に到着し、夫とは病院の受付でお別れでした。(コロナ禍のため、立ち会い禁止)

一人での初めての出産にこれからなるかもしれない、と思うと不安でしたが、

事前に書いた、バースプランを渡したので、大丈夫と信じるしかありませんでした。

前駆陣痛かもしれないこと、病院に到着したあとすぐに診てもらったときは、

子宮口3センチと言われたので、家に帰されるんだろうなあと思っていました。

しかし、急に痛みが増してきたので、

しばらくしたあとにもう一度測ったら 子宮口9センチと言われ、

私も驚きました。 分娩時間は3時間42分、とスピード出産で第一男児が無事に誕生しました。

今思うとあのときまだ病院に行かなくて良いかな・・と思わず、

病院に連絡ができて本当に良かったと思いました。

前駆陣痛だったとしてでも良いので、病院に連絡するかどうか・・と迷ったときは、

病院に連絡することを強く勧めます。

バースプランを書いてよかった

今振り返ると、バースプランのおかげで、ほぼ希望通りに病院側が対応してくれました。

  • 右側に人工内耳を装用しているため、右側にて声をかけてくれた。
  • 痛みに弱いので、たくさん褒めてくれた。褒められると頑張れた。
  • 呼吸のタイミングを助産師さんや看護師さんが教えてくれた。

コロナ禍のため、マスクを医療者のスタッフ側もみんな着用しているので、

コミュニケーションが無事に取れるかどうか、とても不安でしたが、

はっきりと話してくれたり、聞こえなかったときはもう一度教えてくれたりと

対応をしっかりしてくれたので、バースプランに書けて良かったと思いました。

分娩のときに対応してくれたのは助産師さんも含めて3人だけだったこともあり、

少人数だったのでコミュニケーションがとりやすかったのかなとも思います。

一週間の入院 一週間の入院では、ほぼ授乳、おむつ替えの繰り返しでした。

初めての育児で分からないことだらけだったので、助産師さんに聞いてばかりでした。

手話が少しでき、とても話しやすい助産師さんもいました。

夜は新生児室に預けた

私の入院した病院では、入院2日目から母子同室でした。

ですが、お願いすれば新生児室に預けてもらえます。

夜は人工内耳を少しでも外して仮眠したく、新生児室に預けて息子が泣いたら、

ベッドまで来てもらって起こしてもらっていました。

人工内耳を外したほうが寝れるので、起こしてもらえるのは有り難かったです。

(ですが結局ほとんど入院中は眠れなかったので寝不足でした)

アナウンスが聞こえづらかった

病室の各ベッドにあるナースコールですが、ボタンを押すだけではなく、

電話のようにスタッフとお話ができるものでした。

自分から要件を話すだけならまだ話はできたのですが、

「○○さん来てください」とアナウンスがベッド近くのスピーカーから流れるのですが、

その声(音)が小さくて聞き取りづらかったです。

個室ではなく4人部屋だったので、そのアナウンスが私宛なのか、別の人なのか・・どうか

尚更分かりづらかったです。

まだ事前に、「アナウンスしますね」と教えてくれていたので、

私宛かなと推測はできたのですが、

もしも何も事前に教えてくれず、 突然アナウンスが流れたら分からなかったかもしれません。

病院なので仕方がないですが、スピーカーではなく、

光るランプみたいなのが ついていればいいなと思いました。

息子の聴覚検査の結果は・・・

出生後の3日後に、息子が新生児聴覚検査を受けました。

私も夫も聴覚障がいなので、息子はどうなのかと、妊娠時からずっと気にしていました。

耳が聴こえていても聴こえなくても、大事な息子であることに変わりはないのですが、

今後に関わる大切なことなので、結果が分かるまで時間が長く感じました。

その聴覚検査の結果は・・問題なく聴こえているとのことでした。

一安心しましたが、いずれ息子が、両親が聴こえないことを理解してきたとき、

コミュニケーションがとれるのかどうかと少し心配です。

まだ小さい頃はきっとゆっくり話す・・などが難しく、

早口で話されたら、聞き取れないかもしれないと思いました。

夫とは、口話と手話の2つを使って会話をしているので、

親が手話で話している様子を 見て、興味を持ってくれたらいいなと思っています。

息子と無理なくお互いに自然と会話ができるようになるためには

色々と今後工夫が必要になるかもしれません。

知り合いの他のママさんに聞いてみたり色々と調べたりしていきたいです。

息子とのコミュニケーションや育児生活については、今後時々書いていきたいです。

最後に

出産から約2ヶ月たち、少しずつですが、慣れてきました。

産後の体調もまだあまり良くはありませんが、

色々な人に頼りながら一日一日の、息子の成長を大切に見守っていきたいです。

経験談について詳しく聞きたい方へ

妊娠時や育児状況について聞きたいことなどありましたら、

私で良ければ今後お答えしますので、

問い合わせにてお知らせください。