自分らしい暮らしのつくり方|障害があっても穏やかに過ごす私の工夫

自分らしい暮らしのつくり方|障害があっても穏やかに過ごす私の工夫
今回の記事を書くのは、
発達障害(ASD・ADHD・双極性感情障害)のみったんです。
凸凹フレンズの代表をしています。
趣味は歌、ギター、知識を増やすこと、たくさん笑うことです。
みったん

🌼「普通」に合わせようとしないこと

私は、双極性障害に加えてASD(自閉スペクトラム症)とADHDもあります。
気分の波や感覚過敏、集中力のムラなど、毎日を過ごすだけでもエネルギーが必要なことがあります。

昔の私は、「普通っぽく振る舞わなきゃ」「迷惑をかけないようにしなきゃ」って思い込んで、
でもそれがうまくできなくて、自分にがっかりして…
その結果、自暴自棄になってしまって、周りに当たりが強くなっていた時期もありました

今思えば、本当は「助けてほしかった」「わかってほしかった」んだと思います。
でも当時はそれをうまく言葉にできなかったんですよね。

それでも今は、少しずつですが「自分のリズムを大切にすること」や「ありのままでいいんだ」と思えるようになってきました。
無理に誰かに合わせるより、自分の心と体の声を聞いてあげる方が、ずっと生きやすいと気づけたからです。


💊お薬と先生のサポートが私の土台

最近は落ち込む日がほとんどなくなりました。
それは、毎日きちんとお薬を飲んで、体調の変化を早めに先生に伝えるようにしているからだと思います。

少しでも「気分が沈みそうかも」「テンションが高くなりすぎてるかも?」と感じたときは、
すぐに病院に電話して、先生と連絡を取るようにしています。

1人で抱え込まないこと。
「大丈夫なうちに相談すること」って、本当に大事です。
この習慣ができたことで、気分の波に振り回されることがかなり減りました。


💼体調に合わせて働けるスタイルに

復職してから、会社としっかり話し合いをして、
今は体調に合わせて「出社」と「テレワーク」を選べる働き方をさせてもらっています。

双極性障害やASD・ADHDの特性がある私にとって、
その日の体調や気分、集中力に合わせて柔軟に働けることは、本当にありがたいです。

無理せず働けるからこそ、継続して仕事に取り組めているし、
信頼も少しずつ築けてきたように感じています。

会社の理解と協力があることで、「私もちゃんと役に立ててる」と実感できる。
それが、私にとっての大きな支えになっています。


🌿「好き」に集中する時間を大切に

ASDの私は、「好きなこと」に没頭している時間が心の安定につながります。
今は歌やギターの練習が、そんな大切な時間です。

ADHDの特性で集中が続かない日もあるけれど、
「少しだけやってみよう」「1曲だけでも弾いてみよう」とゆるく始めるようにしています。
楽しいことがあると、毎日がぐっと前向きになります。


🚶‍♀️動くことで、考えすぎをリセット

私は毎日40分くらい歩くようにしています。
ASDの感覚過敏や、ADHDで気持ちがわちゃわちゃしやすいときでも、
歩いていると少しずつ気持ちが落ち着いていく感じがあります。

また、運動すると自然とごはんが美味しくなったり、寝つきがよくなったり、
体のリズムも整ってくるので、心にもいい影響があるなぁと感じています。


💬楽しく生きるために、私が選んでること

障害があっても、毎日をちょっとずつ心地よくしていくことはできる
それは、特別なことじゃなくて、

  • 自分のリズムを大切にする

  • 「好き」を楽しむ時間をつくる

  • 薬や病院をうまく活用する

  • 柔軟な働き方を整える

  • 体を動かしてリセットする

そんな小さな選択の積み重ねです。

私は、凸凹な自分を責めるのではなく、
「どうすればこの自分がもっと生きやすくなるかな?」と考えるようにしています。

これからも、自分にとって心地よい生き方を、ゆっくり育てていきたいです。