聞こえない私がママになるという不安&出産に向けて~聴覚障害のママの準備編~

聞こえない私がママになるという不安&出産に向けて~聴覚障害のママの準備編~

今回の記事を書くのは、

聴覚障害(人工内耳)のまーりーです。

凸凹フレンズ手話コーディネーターであり、

みったんが歌っている手話歌は私が作成しています。

もうすぐお母さんになるので、子育てについても発信していきたいです。

まーりー

 

現在、妊娠8ヶ月、出産まであと約2ヶ月と近づいてきました

初めての妊娠、そしてもうすぐ迎える予定である出産、育児・・。

今回は、出産&育児を今後控えている私の心境と、今後の出産に向けて・・のお話になります。

出産に対する不安

まず最初に、出産に対する不安をお話したいと思います。

陣痛と向き合えるか

やはり一番不安なのは陣痛に耐えられるかどうかです。

もともと痛みにかなり弱い私です。その私が果たして陣痛に耐えられるかという恐怖があります。

現時点、自然分娩を予定していますが、赤ちゃんがもしも逆子になってしまったり、

分娩時に赤ちゃんの心拍が弱くなってしまった、へその緒が巻き付いてしまった・・などの緊急事態により、

緊急帝王切開になる可能性もあるようです

自然分娩または帝王切開どちらの方法で産まれてくるかは直前まで予想がつきませんが

赤ちゃんが無事に元気に産まれてくれたらという思いです。

病院と連絡が無事に取れるか

 

陣痛タクシーの画像

陣痛が来た・・となった場合、しばらく陣痛のくる時間を測り、病院に行くタイミングだと思ったときに

病院に連絡をする必要があります。

夫や家族など、状況に応じて誰かに連絡をし、代理でお電話をしてもらう予定ではいますが、

果たして自分に余裕があるか、という不安があります。

ですが、通常は本人が連絡をすることが当たり前となっているので、妊婦さん全員がやっていることだから

私もなんとか連絡を取れるようにしたいと思います。

また、陣痛タクシーというのがあるのを知ったため、事前に登録をしておきました!

写真は、陣痛タクシーとして登録した際のカードです。

陣痛タクシーも、当然電話が必要になるので、それも共有をしておきました。

話がそれてしまいますが、ここ最近アプリにてタクシーを呼べるようになるものも出てきましたね。

私も体調が悪くて歩くのが難しいときが妊娠初期にあったので、「GO」というアプリを使っていました!

タップ何回かでタクシーをすぐに呼ぶことができるので、とても便利な時代になったのだなと思いました。

調べてみたら、陣痛の場合も、「GO」アプリで呼ぶことも可能のようですが、、

陣痛、となるとタクシーの運転手も戸惑う可能性が十分高いということ、

タオルなどは持っていきますが、万が一破水してタクシー席を汚してしまったら・・と思うと、

やはり陣痛と聞いても、対応してくれる運転手さんがいる陣痛タクシーが適切かなと思いました。



ただ、何が起きるか直前までわからないので、陣痛タクシーも、「GO」アプリも準備をしておいて、

いざのときに臨機応変に判断したいです。

赤ちゃんが無事に産まれてくるか

先程お話した内容と重なりますが、赤ちゃんがいつ産まれるのか、

元気に産まれてくるのかという不安があります。

37週以降になれば、正産期と言われ、赤ちゃんの機能などがほぼ発達しているため、

安全に産まれて問題ないようです。そのため、できれば37週以降に産まれてほしいという気持ちがあります。

また、安産のためにはウォーキングなど運動もした方が良いようなので、

正産期近くになったら無理のない範囲で、沢山歩きたいと思います。

分娩時に助産師や先生とコミュニケーションがとれるか

コロナ禍ということもあり、病院関係者全員マスク着用しているため、

分娩時に果たしてコミュニケーションがスムーズに取れるのかという心配があります。

普段の健診や診察のときは、落ち着いているので話もまだ聞き取ることは可能で、もしも分からなくても、

もう一度聞き返すことができるのですが、

分娩時にはその余裕もないかもしれないので、どうなるのかと想像がつきません

ただ、また後ほどお話しますが、バースプランというのがあり、

病院に分娩時の希望を伝えるための内容を考えることはできるので、

少しでも出産に備えて不安を減らせるようにしていきたいです。

立会が本当にできるのか

ここ最近、私が通院している病院が一時的に立会が再開されました。

分娩室に移動になってから、出産後一時間まで・・の条件となっていますが、今のところ可能となっています。

ですが・・またコロナ感染者が徐々に増加しているので・・

2ヶ月後にはまた中止となっている可能性も高いと思うようになりました。

いつ中止になっても、一人で産めるように、あまり立会に期待しすぎないようにしたいと思っています。

赤ちゃんの耳が聞こえるか聞こえないか・・

私も夫も聴覚障害があるため、自分の子どもも聴覚障害をもって産まれる可能性があります。

産後すぐに、新生児聴覚検査が行われ、そこで聴覚障害があるかどうかが判明するようです。

自分の子どもはどうなるのか・・という気持ちはありますが、

何があっても自分の子どもはかけがえのない大切な宝物ですし、大切に育てていきたいなと思います。

自分を育ててくれた両親の今までの大変さや有り難さが、出産や子育てを通じてより一層感じられると思うので

両親のように私もたくさんの愛情を込めて、子育てをしたいなと思います。

子育てに関するお話もこれから時々していきたいと思っていますので、是非読んでいただけたら嬉しいです。

出産に対する楽しみ

出産に対する不安ばかり書いてしまいましたが、当然楽しみにしていることもあります。

赤ちゃんにもうすぐ会えるということ

やはり赤ちゃんに会えるんだという楽しみがあります。

赤ちゃんに会えるためには陣痛等の痛みを乗り越える大きな試練がありますが、

10ヶ月待ちに待った我が子に会えるという喜びを早く感じたいなという思いがあります。

今お腹の中にいる赤ちゃんは、時々「ポコポコ」と動いていて胎動を感じるという生活が続いていたので、

お腹の中に赤ちゃんがいなくなるという寂しさも若干ありますが、会える喜びの方が大きいのかなと思います。

性別がどちらか正確に分かること

妊婦健診でエコーを使って、お腹の中にいる赤ちゃんの様子がわかりますが、状況によっては性別も判明します。

今のところ、私の赤ちゃんの性別は、男の子と言われています!!

やはり産まれる前に性別が分かると、事前に服や名前など、ベビーグッズの用意もしやすくなります。

ただ、時々エコーで判断されていた性別が産まれて実は違った!!という場合もあるようです。

男の子と今まで健診で2回言われているので確定だとは思いますが、産まれてはっきりと分かるので、

それも楽しみの一つです。

家族が2人から3人に増えること

今は夫と2人暮らしですが、もうすぐ家族が増えて3人になることです。

少しずつベビーグッズなど用意して、家族が増えることを楽しみに待ちたいと思います。

事前に用意をしたベビーグッズについてはまた記事を書きたいと思っています!

育児に対する不安

まだ先ではありますが、育児に対する今の不安もお話したいと思います。

赤ちゃんの夜泣きに対応・泣き声に気付けるか

泣いている赤ちゃん

赤ちゃんの夜泣きに気づき、対応ができるか、という不安があります。

普段は私も夫も、人工内耳を外して寝ているからです。

産まれた直後は3時間おきに授乳をする必要があること、赤ちゃんが産まれたから、身体も心境も変化し、

赤ちゃんのために起きなきゃ!という気持ちになるようなので、大丈夫だと信じたいのですが、

万が一泣き声に気付けなかったら・・という不安があります。

インターネットで調べてみたら、赤ちゃんの泣き声に反応すると、

ランプの光や振動で知らせてくれる機械もあるようです。

日常生活用具としての給付を市町村によっては受けられるようなので、

もう少し調べてみたいと思います。

日常生活用具の給付についてもまた後日、記事にしたいです。

適切な母乳の量が出るかどうか

産まれた後、母乳が出るようですが、人によってはなかなか母乳が出なく、

赤ちゃんに十分な母乳をあげられない場合もあるようです。

産後、一週間入院をする予定のため、母乳の様子を見て、ミルクの量も決めていくようです。

できれば母乳をあげたい・・という気持ちが強いですが、今は母乳とミルク混合、または完全ミルクでも

赤ちゃんは問題なく育つようなので、その時その時の状況に応じて、赤ちゃんに栄養をあげたいなと思います。

育児と家事の両立ができるか

今までは、家事と仕事の両立に慣れるように頑張ってきましたが、今後しばらくは、

育児と家事の両立が少しずつできるようにしていかないといけません。

夫も長目に育休を取ってくれるので、家事の負担が少し減るかもしれませんが、

現時点で産休・育休取得後、1年後に復帰を考えているので、時間はかかるかもしれませんが、

仕事・育児・家事のいずれも、できるように少しずつ頑張りたいと思います。

沐浴やオムツ替えなどができるか

妊婦健診の際に、助産師外来があり、赤ちゃんのお人形を使って、

赤ちゃんの抱っこの仕方や沐浴やオムツ替えの体験をさせてもらいました

どれも初めて教えてもらう内容だったので、実際に赤ちゃんの接し方のイメージはできましたが、

本当に実際に赤ちゃんを抱っこしたり、沐浴やオムツ替えができるか、という不安があります。

ただ、入院中から赤ちゃんのお世話が始まることになるので、少しでも自信をもって、退院したいと思います。

今までのマイナートラブルについて

妊娠してから多くのマイナートラブルがありました。。どれも辛かったです。

便秘・痔

元々昔から便秘に悩まされてきましたが、妊娠してから尚更便秘がちになりました。

便秘が悪化してしまったことがあり、痔もそれに伴い悪化しました・・。

あまりにも辛いので肛門科に行ったところ、「いぼ痔」と診断されましたが、ひどくはないようでした。

現在は毎日マグミット錠と痔の軟膏薬を服用して、乗り切っています。

喉の乾き

妊娠してから、異常に喉が乾くようになりました

今までは冬は特にほとんど水分を日中飲むことがあまりなかったくらいでした。

ですが、今は時々喉が乾く前に水分を摂るようにしています。

特に夜中、目が覚めたときが一番喉が渇くので、トイレに行った後に必ず少しお水を飲むようにしています。

膝や関節、ふくらはぎの痛み

時々、膝やふくらはぎの痛みが起きるようになりました。

じっとしているときも歩いているときも痛いときが多く、一時的にはなかなか歩けない時も多かったです。

現在は少し痛みは収まってきていますが、一応関節バンドみたいなものを外に行くときはつけています。

手のしびれ

時々手のしびれを感じるときがありました。

手のしびれを感じていたため、何か物を持つ時も難しい時も多かったです。

また、何も持っていないのに手の違和感を感じる時もありました。

目の乾きやパチパチするなどの違和感

妊娠後期に入ってすぐに、目が時々勝手にパチパチしたり、

パソコンやスマホを見ると目が乾いたりしていました。

最初はドライアイなのかと思っていましたが、パソコンやスマホがなかなか見れないと

日常生活を送ることが難しくなってしまうので、眼科に行くことにしました。

その結果、「アレルギー網膜炎」と診断され、妊娠中でも服用可能の目薬をいただきました。

やはり眼科に行って良かったと思いました。

妊娠後期の今

妊娠もついに後期を迎え、出産まで近づいてきました。

バースプランを考える

「バースプラン」とは、出産に向けて、病院側に要望を書くことができる、出産計画書になります。

全て要望が叶うことは難しいですが、伝えたいことは全て書いたほうがいいそうです。

これから本格的に考えていきますが、私が必ず書きたいと現時点で思っているのは下記になります。

 

●右側に人工内耳を装用しているため、できるだけ右側で声をかけたりアドバイスをしたりしてほしい。

●マスクも着用されているためどうしても聞き取れないこともあると思うので、

状況に応じて身振りも使って伝えてほしい。

●痛みに弱いので、お世辞でも良いので沢山褒めてほしい。

●呼吸のタイミングが分からないと思うので、常に呼吸の仕方を教えてほしい。

●産まれた後赤ちゃんとの撮影&カンガルーケアをしたい。

 

出産のときは汗もかなりかくかもしれなく、もしかすると人工内耳を装用しても、

聞こえづらくなるのでは、という不安があるため、特に耳に関することは必ず書きたいと思っています

自然分娩になるのか帝王切開になるのかでまた、要望が叶うのかどうか違ってくると思いますが、

耳に関する内容は対応していただけるように・・と祈っています。

入院バック・陣痛バックの準備

妊娠後期になると、いつ、突然入院になるのか分かりません。

そのため、早目に入院バック・陣痛バックを準備する必要があります

ようやく、入院バック・陣痛バックに入れる必要な物を購入してきたので、

バックに早目に詰めて、いつ入院になっても安心できるように備えたいと思います。

産休・育休に必要な書類の確認・・・

会社から産休・育休に必要な書類を沢山もらいました。

会社を休むことになるので当然給料をもらうことはできないですが、

育児休業給付金などもらえるので、そのための手続き書類です。

書類の手続きは苦手傾向なのですが、今後の生活に関わる大切な内容になるので、

産休に入ったら改めて書類の確認をしっかりしたいと思っています。

おわりに

出産に向けての私の心境を主にお話しました。

初めての妊娠・出産はとても不安ですが、楽しみなことも多いので、

赤ちゃんのためにも不安なことはなるべく考えないようにして過ごしたいと思っています。

特に私は耳が聞こえにくいので、病院と出産に向けて何でも相談していくようにしたいです。