発達障害→社会適応できない→起業する!に物申す
- 2022.12.24
- 凸凹のつぶやき
今回の記事を書くのは、
勘違いの木村です。
凸凹フレンズのウェブデザイナーであり、
「個人事業主=日雇い労働者Forever」の世界に突入して3年目を迎えます。
どうも!こんにちは。
木村です。
こんにちは。超日雇い労働者の木村です。
こんな事業をしています。
明日の今頃には残高がいくらになっているんだろう?黒字で笑うの?赤字で凹むの?
嗚呼な日々です。
この記事では、個人事業主になるってどういうことか?について書いていきます。
はい、もくじ
社会適応できないから起業(?)
これまで発達障害(ADHD/ASD)の方にたくさん会いました。
その中には社会適応することに息苦しさを感じている人もいました。で、「起業」の2文字が脳によぎります
就労支援がお勧め
はじめに個人的な見解を述べると、発達障害の人(ADHD/ASD)にとって、就労支援サービスを利用して普通に会社で働くほうがよいです。
若年層で普通に就業を希望している方は、みったんに相談してください。
https://mitimittan.com/lesson/
一方で、30歳を超えて、自分が社会に適応できない事に悩みを抱えている人もいます。
具体的には、会社員として働くことに自信がない人ですね。
彼ら(彼女ら)の脳裏によぎるのが「起業」の2文字です。
木村も「社会府適合者」タイプ
何を隠そう、自分もそのタイプです。
元々、ウェブデザイナーとして就業希望でしたが、会社を辞めることになり、フリーランスの世界に身を投じました。
当時は、そんな自分のことを発達障害や社会不適合者と思っていましたが、いま思うと会社に適合できるタイプの人間はない、と結論づけています。
実際に、個人で活動するようになってからは、組織のしがらみに縛られずに身軽で好きな仕事を好きにできるようになり、今は楽しくて仕方ないです。
3年目を迎えて、無事活動ができるようになり、2023年は安定する方向で事業基盤を確立していく予定です。
今だからこそ、社会適応できない理由から「起業したい」と考えている人たちにお役に立てるのではないか、と考えて、この記事を書くことにしました。
木村の個人事業活動についてはこちらの記事で紹介しています。
木村の事業(ウェブデザイナー/カウンセラー/ITコンサル業)について
能力に関係なく1年目は凄い大変
本題に戻ります。会社に適応できないから起業するべきか!?という相談を受けますが、1年目は凄く大変です。
理由は、冒頭でもお伝えした通り3つあります。
- 毎月定額のお給与を頂けるわけではない
- 会社員・個人事業主の本質は何ら変わらない
- 別の面で会社員以上のコミュ力が求められる
1:毎月定額のお給与を頂けるわけではない
固定給か完全成果報酬の違いぐらいでしょう。
以前も、毎月40万円の給与が保証されている会社員の方に、その立場を捨て「0か100の世界に入りたいですか?」と質問しました。
その方の答えはNoでした。
そりゃ、40万以上もらっていたら、起業なんかしたくないでしょう!という意見もあると思います。
しかし、同じ質問を月収20万円未満の人にしても、40万円の人と同じ答えが返ってきました。
「起業したいなぁ」と憧れを抱く人がいても、今の収入を捨て、今の生活を変えてまで起業できる人は少ないと思います。
2:会社員・個人事業主の本質は何ら変わらない
大事なのは2番の「会社員・個人事業主の本質は何ら変わらない」です。
「フリーランス」と聞くと、組織に属さずに個人の力だけで稼いでいる人たちと思われがちですが、実際は違います。
卑俗ながらも、会社や組織、コミュニティに属して、そこでお仕事を頂いているケースが多いのです。
その一例が商工会議所でしょう。個人事業主の集まりとしてお互いにお仕事を紹介しあっているのが現状です。
3:別の面で会社員以上のコミュ力が求められる
発達障害(自認・グレーゾーンを含む)・凸凹系の人には意識してもらいたいです。
個人事業主になると、「自分で営業をする」日々が続きます。
個人事業主=営業職です。
自らの力でお客様を獲得して、売上を作っていく必要があります。
でないと、1円も売り上げが立ちません。
営業が苦手だと感じる時点でブラック起業になります。
よって、もしもあなたが会社員として働き続けることが厳しい!という理由で、起業したいと考えるなら、来月から営業活動に力を入れて、「成果を残せる」自信は必要になってきます。
まとめ
最後まで読んでくださりありがとうございます。
発達障害や生きづらさを理由に起業をしたい気持ちは誰よりもわかりますが、安易な決断はお勧めしません。
起業自体は、働く条件や働き方を調整するだけであり、いまの環境が大きく変わるわけではありません。
今の働き方で実力が発揮できなかったり、会社内で生きづらさを抱えているのなら、できる限り今の場所にい続けて、その問題を解決する方向で動いてみてください。
今の環境で着実に実力をつけて、副業でも小さく事業を生んで大きく育て、もう会社を辞めて起業したほうがよい!と確信したタイミングで豪快にスタートを切ってください。
それでも起業や事業に対する憧れがあれば、まずは副業や元手がない起業をすることをお勧めします。
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個人事業にも完全に自分だけでスタートするか
業務委託的な形でスタートするか、そういうのでも違いが出てきますよね。