保育園との連絡、どうしてる?〜アプリ・電話・聴こえにくさと向き合う工夫〜

保育園からの連絡はどうしてる?
今回は、保育園からの連絡はどうしているかについて、私の体験を交えてお話したいと思います。
アプリを活用した日々のやり取り
私の息子の通っている保育園では、連絡帳や出欠連絡、園での様子の共有など、ほとんどのやり取りを専用のアプリを通じて行っています。
- 連絡帳の記入:毎日の連絡帳もアプリ上で記入し、連絡事項があれば同じくアプリ内で伝えています。
- 園での様子の共有:保育園での子どもの写真や活動の様子もアプリで確認でき、写真の保存も簡単です。
- 出欠連絡:子どもが風邪で休む場合なども、アプリから「欠席」と連絡するだけで済みます。
このように、アプリを活用することで、日々の連絡がスムーズに行えています。
緊急時の連絡とその対応
一方で、子どもが保育園で急に体調を崩した場合など、緊急時には保護者に電話連絡が入ることがあります。
私自身、知らない番号からの電話は聞き取れない可能性が高いため、電話は控えています。夫は電話ができるため、夫の電話番号を保育園に伝え、そちらに連絡をもらうようにしています。
しかし、夫も電話に出られない場合はどうするのかと考えることがあります。私の知っている聴こえないママさんは、アプリから呼び出しをもらうため、仕事中にApple Watchにて振動を感じたときに確認をとれるようにしてもらっているらしいです。
同じように、病院での入院生活でもこうした工夫が必要だった経験を綴った記事もあります。
→ 出産しました~入院生活~(聴覚障害のママになりました)
聴こえない人でも使える電話アプリの紹介
聴覚に困難がある方々が電話を利用するためのサービスとして、以下のようなものがあります。
電話リレーサービス
電話リレーサービスは、聴覚や発話に困難がある人と、きこえる人との会話を通訳オペレーターが手話や文字と音声を通訳することにより、電話で即時双方向につながることができるサービスです。24時間365日利用可能で、緊急通報にも対応しています。
引用元:電話リレーサービス公式サイト(一般財団法人日本財団電話リレーサービス)
ただし、通話の開始時に「こちらは電話リレーサービスです」と説明が流れるため、相手に営業電話と勘違いされ、切られてしまうことがあります。私も何度かこのような経験をし、困ったことがありました。
ヨメテル
ヨメテルは、通話相手の声をリアルタイムで文字に変換する電話アプリです。自分の声で話すことができ、相手の声は文字で確認できます。こちらも24時間365日利用可能で、緊急通報にも対応しています。
私も発話はできるので、ヨメテルの方が使いやすいと感じています。ただし、ヨメテルでも冒頭にガイダンスが流れるため、相手が戸惑うことがあります。
まとめ
保育園との連絡は、アプリを活用することで日々のやり取りがスムーズに行えています。しかし、緊急時の電話連絡には課題が残ります。聴こえにくい人、聴こえない人々が、安心して電話を利用できるよう、電話リレーサービスやヨメテルなどのサービスがもっと多くの人々に普及し、理解が深まることを願っています。
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