発達障害のピアノ講師ゆきは辛い思いをしている子供たちを助けるのが夢
今回の記事を書くのは、
発達障害(ASD・ADHD)のみったんです。
凸凹フレンズの創設者であり、歌うことが好きなExcel講師です。
ゆきさんとは
今回ご紹介するのは、発達障害ピアニストのゆきさんです。ピアノの動画はこちらです。
ゆきさんの生い立ちは胸が痛くなるほどの想像を絶する酷さでした。
ゆきさんについての紹介動画は以下の通りです。
いじめのターゲットに
ゆきさんは、小中高といじめのターゲットにされてきました。
具体的ないじめの内容は以下の通りです。
・物を盗んでいないのにわざと私のお道具箱やランドセルに物を入られて盗んだと濡衣を着せられた
・私がやっていないのに私がやったことに仕立てられた(私は喋るのが苦手なのでいつも悪役になっていた)
・いつも蹴られたり押されたり体を引っ掻かれた
・死ね ドロボー学校来るなといつも言われていた
・アトピーが中学生まで酷かったので掻く真似をされたり出っ歯ブスと言われてばい菌扱いされた
・私が物を拾おうとしても菌がうつるから止めてとよく言われた
・私が触った物を常にばい菌扱いされた
・上から水をかけられた
・給食の係当番が回って来たとき、私がよそうワゴンを主犯女に強く揺らされたり、スープを体にかけられた。(先生は見て見ぬ振り)
他のおかずも投げつけられた
・給食を食べるとき机を常に離された
・人に給食を置いたら(菌がうつるからやめろよ 死ね ゴミ女)と言われた
・テニスのネットグルグル巻にされた
・私物をゴミ箱に捨てられた
・机に死ねと書かれた
・授業中に後ろの席の人にいつも椅子を蹴られた
・足を引っ掛けられて転ぶ事が多かった
・机や椅子を廊下に出された
・上履きにゴミを入れられた
・掃除道具入れに閉じ込められた
・石を投げつけられた
・殴る蹴るをされてあちこち体にあざができた
他にもたくさんありますけどここでは書けない事もたくさんされました。
周りの人にはこんな酷いいじめを受けてよく自殺しなかったねとかも言われた事もあります。
本当は書きたいけど見た人がかなり驚くと思うのでここまでにします。
↑私のいじめられた過去から引用
学校の先生に相談をしても、相談した後の一定期間はいじめが減少するものの、時間が経つごとにいじめはより一層ひどくなっていったそうです。
毒親育ち
発達障害の影響により、ゆきさんは昔から普通と少し違いました。
そんなゆきさんに対して、親御さんが無理やり普通に近づけようとした結果なのかは不明ですが、度が過ぎたしつけをされていました。
ちょっとした理由で、長い間正座をさせられたり、放課後友達と遊びに行くことすら許されませんでした。
お母さんからは「あたしが上手くいっていないから、ストレス発散のためにお前を殴ってる」と言われたこともあったそうです。
ゆきさんに暴力を振るっている間のおかあさんは常に口角が上がっていたそうです。
ゆきさんは家族から、ここには記載できないような性的暴力も受けてきました。その影響で、自分を大切にできなくなってしまいました。
いじめの対応すらしてくれない学校に対して信用感がなく、親の相談などできなかったそうです。
学校でも、家でもいじめられ友達も一人もいない日々は辛くて苦しいものでした。
カーテンレールで首を吊ろうとしたこともあったそうです。
家出先からの裏切り
ゆきさんはこのまま実家にいるのは危険と判断し、優しい男の実家に転がり込みました。今までの生活が地獄そのものだったので男の実家は天国だったそうです。
しかし、その幸せも長くは続きませんでした。
そのあとは、投資詐欺にあってしまったりスマホをすられたりと散々な目にあいました。
未成年はスマホの契約が一人ではできないため、仕方なく実家に戻ったそうです。
風俗は自傷行為
自分を大切にできなくなってしまったゆきさんは、自傷行為と親への復讐のために風俗で働き始めました。
風俗の仕事は気持ち悪くて辛かったけれど、自分はそれほどの価値でしかないと思っていたので逆に生きている心地がしたそうです。
ある時、とある男に嫌がらせを受けました。具体的には尾行されて風俗で働いている写真を実家のポストに投函されてしまったそうです。
その時に親から、「ふざけるな。こんな汚い人間のクズに育っちゃったんだね」といわれ発狂されたようです。
親から言われた言葉は今でも大きな心の傷になってしまいました。
本当は、親から「大丈夫??どうしてこんなことしたの?今まで辛い思いをさせてごめんね」という言葉が欲しかったのではないでしょうか。
筆者のみったんはそう考えます。
住民票の閲覧制限
親の元から離れなければ死んでしまうと考えたゆきさんは、Twitterで相談に乗っている桜井さんを見つけ話しかけることとなります。
桜井さんは、住民票の閲覧制限という制度をゆきさんに教え、手続きに同行したようです。
その結果、無事に住民票に閲覧制限をかけることが出来ました。
今でも残る後遺症
ゆきさんは、半年前に彼氏ができました。彼氏ができてからは風俗も卒業し、ティッシュ配りやPC入力などの派遣業務を行っているそうです。
しかし、残酷な過去の思い出はゆきさんの大きな心の傷となっています。
フラッシュバックを起こしたり、体調面でも自律神経がみだれることによって、お腹を下しやすかったりするそうです。
そのため、精神科への通院は欠かせません。
夢はフジテレビの『ピアノteppen』に出演すること
ゆきさんの夢はピアノで有名になることです。そして、世の中にはこんなにつらい人生もあるということを伝え、同じような体験をしている人を勇気づけたいそうです。
ゆきさんの活動を応援したいと思った方は、是非YouTubeのチャンネル登録をお願いします。
凸凹のみんなの力で、ゆきさんを『ピアノteppen』まで連れていきましょう。
ゆきさんはピアノの先生もやっているので、是非興味がある人がいらっしゃればDMを送ってみてください。
同じ悩みを抱えた子供たちのカウンセラーの仕事もしたい
ゆきさんは、将来的に虐待にあっていたりいじめを受けていたりなどの同じ悩みを抱えた子供たちに対して、カウンセラーのお仕事もしたいようです。
ゆきさん自身がこんなにもつらい思いをしてきたにもかかわらず、本当に心の優しい人で、みったんは涙が出そうになりました。
困っている未成年の方々がいらっしゃったら、ゆきさんに是非声をかけてみてくださいね。
終わりに
学校でもいじめられ、家出をしても詐欺にあったり散々な目にあってきたゆきさんですが、辛い目にあった分これからは幸せな人生を歩んでほしいですね。
心からお祈り申し上げます。
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