大人数との会話が苦手な私が感じることと、配慮してほしいこと

大人数との会話が苦手な私が感じることと、配慮してほしいこと
今回の記事を書くのは、
聴覚障害(人工内耳)のまーりーです。
一人息子がいて、現在育児奮闘中です。
仕事も復帰して育児との両立ができるように頑張っています。
凸凹フレンズのメンバーが「凸凹フレンズ」に入って良かった」と思えるように陰から支えていきます。

まーりー

大人数の会話が苦手な理由

私にとって「大人数」とは、相手が2人以上いる状況を指します。1対1の会話であれば、相手の口元を見て、声を聞き取ることができるため、安心して話すことができます。しかし、周囲の音が静かであるかどうかも、聞き取りやすさに影響します。

例えば、職場でプリンターの音や他の人の話し声、笑い声が聞こえると、相手の話が聞き取りにくくなります。そのような場合、不安を感じながらも一生懸命に聞き取ろうとしますが、聞き取れなかったときは、もう一度話してもらうようお願いすることもあります。職場では、会議室など静かな場所で話すことが望ましいです。

複数人との会話の難しさ

2人以上の人と話すことは、私にとって難しいことです。複数の人が同時に話すと、口元がはっきりと見えなかったり、話が聞き取れなかったりすることが多いためです。そのため、大人数の会議では話についていけず、文字起こしに頼ることが多くなります。ただし、文字起こしでも大人数の場合は限界があることもありますが、ないよりは良いと感じています。

飲み会や食事会での困難

大人数での会話が難しいため、職場の飲み会や食事会も参加しづらいです。特に居酒屋などでは、周囲の話し声が大きく、相手の話がほとんど聞き取れません。現在は育児のため夜の参加は難しく、欠席していますが、育児が始まる前は飲み会が憂鬱でした。そのため、コロナ禍で飲み会や食事会が一時的になくなったときは、少し安心した自分がいました。

聞こえにくい人への配慮

耳が聞こえにくい人は、1対1の会話はできても、大人数の会話が難しいことが多いです。そのため、大人数で会話をする際には、できるだけはっきりと、ゆっくり話してもらえるだけでも違いがあります。しかし、自分から「分かりません」と途中で中断させてしまうことに申し訳なさを感じ、言えないことが多いです。もしも耳が聞こえにくい人が近くにいる場合、少し意識してもらえるとありがたいです。

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