産休に入るまで〜コロナ禍〜(聴覚障害のママ)

産休に入るまで〜コロナ禍〜(聴覚障害のママ)

今回の記事を書くのは、

聴覚障害(人工内耳)のまーりーです。

凸凹フレンズ手話コーディネーターであり、

みったんが歌っている手話歌は私が作成しています。

もうすぐお母さんになるので、子育てについても発信していきたいです。

まーりー

無事に産休に入りました。

今回は、産休に入るまでの私の心境を主にお話したいと思います。

コロナ感染者が増えてきた

食事会をやむを得ず断る

コロナ感染者が急に増えてきた頃だったので・・

お世話になっていた部署の人から、産休に入る前に食事会はどうか、というお誘いをいただいていたのですが、

妊娠中及び出産も近いので、やむを得ずお断りをしました。。

コロナ禍でなければ、産休前に職場の人たちと仕事以外の話ができる貴重な時間を過ごせるはずだったので、

非常に残念でした。

ですが、仕事でみんな忙しい中、食事会や自分のことを考えてくれることはとても有難いと思いました。

マスク着用でも・・

聞こえにくい私が工夫していること・始めたこと~コロナ禍の影響も受けて~」の記事でもお話をしましたが、

相手がマスク着用の状態だと、全て聞き取ることが難しい場合が多いです。

特に職場は病院とは違って静かな環境ではなく、色々な人の声も聞こえてくるので、

相手の話のみ集中して全て聞き取ることができないからです。

私と話すとき、自分からお願いをしなくてもサッと口がマスクから見えるようにしてくれている人がいるので、

特にコロナ感染者が急増している今、本当に申し訳ないという気持ちになりました。

と同時に、自分も感染しないように・・という不安も常にありました。

コロナがなければ、お互いに気を遣いすぎることがないはずだったので、

私自身、とても心苦しかったです。

本当は、マスク着用のままお話をしていただき、聞き取れない場合に筆談をお願いすることも考えたのですが、

今まで相手の口を見れば理解できることが多かったので、いきなり筆談をお願いするのも相手が困ると思い、

筆談での対応をお願いすることが最終的にできませんでした。

ゆっくり挨拶ができない

産休に入るためお世話になった人、以前一緒に働いていた人に直接挨拶をしたり、お菓子を配ったりしました。

特に以前、一緒に働いていた人に直接会うのは久々だったので、もう少しお話をしたかったのですが、

コロナのこともあり、簡潔に挨拶だけで終わりました。

仕事として使っているチャット機能もあるアプリでお話をすることももちろんできるのですが、

やはり久々に会った人には直接もう少しお話をしたい、という気持ちだったので、

非常に残念でした。

職場に復帰する時はコロナが今よりも落ち着いて話しやすい雰囲気になってくれることを祈っています。

2回目の引き継ぎ

話すことの難しさ

私の後任となる方に、社会人になって2回目の本格的な引継ぎをしました。

1回目の時も感じたことですが、やはり自分がその仕事内容を理解していないと

相手に上手く説明をすることが難しいと思いました。

もともと具体的なことを話すことが苦手だったので、なるべく相手が理解していただけるように、

事前に簡単なマニュアルを作成したり、参考となる資料を印刷して渡したりと工夫をしました。

後任者も真剣に私の不器用な話を聞いてくださっていたので、

私も頑張って最後まで話すことができました。

コミュニケーションで気を付けていたこと

後任者と一緒に働いていた期間は1カ月未満と、とても短い期間でした。

ですが、後任となる方と短い間で多くのコミュニケーションをとることになると分かっていたので、

事前に私の耳のこと、コミュニケーションのことをチャットでお話をしました。

後任者が来る当日に突然私の耳のことをお話しても、相手が驚いたり戸惑ったりしないようにするためでもあります。

そのおかげで短い間でしたが、スムーズに後任者とコミュニケーションをとることができました。

とても話しやすく優しい方で、復帰後に祝いランチをしようと言ってくださったので、

良い後任者に恵まれて良かったと思いました。

産休中にやりたいこと

簡単に作れそうな赤ちゃんグッズを作りたい

私はもともと非常に何事も不器用です。。

ですが、せっかく赤ちゃんが産まれるまで時間が少しあるので、

簡単に私でも作れるような赤ちゃんグッズを作ってみたいと思いました。

作ってもあまり長くは使えないかもしれませんが、

形として残ること、記念にもなるので、挑戦してみたいです。

役所に行く

聞こえない私がママになるという不安&出産に向けて」の記事でもお話しましたが、

赤ちゃんの泣き声などを知らせてくれる機械が

日常生活用具に該当すれば、給付が受けられる可能性があるので、

実際に役所に行って確認と手続きをしたいと思っています。

また、役所には「育児コンシェルジュ」がいるようで、

事前に少しでも保育園の情報を得ておきたいので、

産休中身体が動ける間に役所に行きたいと思います。

本や動画を見て出産や育児のイメージを作っておきたい

初めての出産、育児になるので、

事前に本を読んだりYoutubeで出産や育児をしている様子を見て勉強し、イメージを作っておきたいと思います。

出産に関する動画は前から時々見ていましたが、その度に本当に自分にできるのかと不安になっています。

ですが、実際に見てイメージを作っておけばまた違うと思うので、また色々と見て参考にしたいです。

夫婦二人の会話や時間を楽しむ

赤ちゃんが産まれたら家族が1人増えて3人になります。

それはとても嬉しいのですが、夫婦2人の時間も大切な時間だと思っています。

産まれたらしばらく慣れるまでは、夫婦2人で育児に専念をすることになると思うので、

それまで時間がある時は夫婦2人の会話を楽しんだりゆっくり過ごせたらと思っています。

おわりに

産休に入るにつれての私の心境をお話しました。

コロナがなければ、私の耳の障害がなければ・・

こんなに心苦しい思いをすることがなかったのかなという気持ちでした。

ですが、今まで多くの職場の方々から協力をいただいていたから産休に無事に入ることができたので、

とても感謝しています。

職場の方々にも、無事に出産したら報告したいと思います。